浮く女沈む男(島田雅彦)

浮く女沈む男

浮く女沈む男

これが10年前(1996年)の作品だということに、作者の先見の明というかたしかな眼力を感じます。
狐につままれたような気分のまま本を閉じた。
現代のおとぎ話のようでいて、近未来の可能性を感じさせる緊張感を与えられます。
これ「 彼岸先生*1系?

*1:これが高校の図書館にリクエストしてまで読んだ初・島田雅彦だったのですが、たいして記憶に残らぬまま忘却。もう一度チャレンジしてみるべきかも