アルケミスト−夢を旅した少年(パウロ・コエーリョ)

夜7時のパリ

ネムーンよりぶじ帰還。
旅そのものはもちろんだけれど、行きの飛行機の中で観たタイムリーな映画も、帰りの飛行機の中で読んだ示唆に富む本も印象的でした。
自分の可能性を信じ続けることはとても簡単そうでそうでもない。
星の王子さま」と並び称されるというのも納得です。「若さ」を失う前に読まなくちゃいけないタイプの本。だけど若すぎても読めない本。
読み終わった後、到着した国の景色は飛び立ったところとは全然違っていましたが、そのとき飛行機の小さな窓から見た町並みの鮮烈さはこの本によっていっそう増したと思います。
旅行に持って行く本をお探しの方におすすめ。とくに一人旅とか、そういう旅行に。

アルケミスト 夢を旅した少年 (角川文庫)

アルケミスト 夢を旅した少年 (角川文庫)