「ファンシーゲリラ」ツアー映像

太った後の岡村ちゃんから入った私にとって、正直なところ90年代までの岡村ちゃんの映像はどうも別人のようで不思議さがぬぐえないのですが、この「だいすき」のアレンジは岡村ちゃんのポップさが昇華されたかのようなのびのびとしたハッピー感がとりわけ新鮮でした。岡村ワールドのダークな雰囲気がメジャーに中和されて、単純にしあわせになれてすごく好き。ぐだぐだ迷うことなくそこにある楽しさを全身でcatch & releaseしている空気が伝わってきます。
それにやっぱり声(という楽器)も体も今よりずっと思うままに操れているみたいで、その自由さはまぶしい。


1992年「ファンシーゲリラ」より「だいすき」

にしてもこの映像はひどすぎるし、このDVD(ビデオ?)手に入れようかなあ、と思ったらこれ画質の問題じゃなくてこういうトーンの画像編集がされているのだとか。びっくり。