青い夢の女

監督：ジャン＝ジャック・ベネックス
出演：ジャン＝ユーグ・アングラード

「ベティ・ブルー」*1の監督とゾルグ役の俳優によるサスペンス／コメディ。
１８歳の時に観たベティ・ブルー（インテグラル）は今でもたまにサントラを聴くくらいの重要な映画になったけれど、これは“ふつうに”おもしろかった。もう１回観てもいいなと思うくらい。
サスペンスだし、そういう意味じゃ「あり得ない」んだけど、嘘じゃないかんじが好き（Mのイメージ映像はちょっと安っぽかった気がするけど）。ヘヴィーなのにちゃんと笑わせてくれたり最終的には日常に落としていく（というか、溶かしていくというか）ところも。

特典映像でメイキングがたっぷり（40分くらい？）あって、全部観てしまった。まあ、余計っちゃ余計ですが、なかなか興味深かった。監督自身はちょっとつきあいにくそうなかんじだった。

評価：★★★☆☆

*1:ASIN:B00006AGIG