スパイダーマン

監督：サム・ライミ
主演：トビー・マグワイア

※注：ネタバレちょっとあります。
「スパイダーマン２」のCMで宙を自由自在に舞うスパイダーマンに魅せられ、とりあえず１のほうを。
主人公ピーターの表情が意外に繊細。おじさんやおばさんとのやりとりなども細やかに描かれていて、特に敵にやられて入院したおばさんを見舞うシーンで眠っているおばさんの手をとるシーンは不覚にもぐっときた。
最後、ヒロインのMJが願望通り告白してキスしてくる展開は「…て夢でしたー」と絶対くる！と思ったのに来なかったことに驚いた。なんかこの受け身一方なのに気になっている女の子からアクションが起こされるという妄想的展開は往年の（今もあるのかもしれないけど）「Boys be...」*1を思わせる。
とはいえCGを駆使したアクションに頼り切らない描き方には好感を持った。やっぱり２も観よう。
評価：★★★★☆（期待通り楽しませてもらった）

*1:毎回読み切りで、頼りない普通の男の子とクラスメートなどの美少女が登場するワンパターンさがウリの恋愛少年マンガ