26回目の誕生日。
おばあちゃんからのおめでとうの電話のない初めての誕生日になった。
毎年11月になると「もうすぐお誕生日ね」と電話をくれて、いつも「○○ちゃんは生まれた時、あのミッキーマウスのお人形のように小さくて」と言っては「ほんのこの間生まれたと思ったのに」と笑っていた。
そして当日もまた、お決まりのように外にいる私の携帯電話を鳴らしてくれるのだった。
おばあちゃーん、聞いてる、今日は私の誕生日だよ。26歳になりましたよー。


深夜12時過ぎ、Dの嵐!で笑い転げて始まった一日(相葉会心の新作ギャグ「イタリアの大砲」に稲中*1と同種の匂いを感じたのは私だけでしょうか?)。
遅刻もしないで会社に行って、そういえば今年は初めておめでとうと言ってもらった人が多かったな。思いがけないおめでとうに驚くのはいちいち嬉しい。
初めての人のなかには10年来の友だちもいて、「今年こそ忘れないようにと気合いを入れてた」と一番乗りでメールをくれたのは可笑しかった。


誕生日が特別な日であることに、私の好きな人たちが手帳の25日の欄に私の名前を書いていてくれることに(もちろん、可視/不可視にかかわらず)、目を瞑って感謝します。
みなさんのおめでとうに恥じないように、勝手にがんばらせていただきます。見てて!

*1:青春ギャグ漫画「行け!稲中卓球部」、なかなかお下品