2005-09-16 ■ journal 涼しい朝。ハゼが紅くなり始めているのに気付いた。 ふと窓の外の朝顔に目をやると、いつの間にか結実して、しかもすでにあらかた種がなくなっているのに驚く。 残っていた稲穂色の丸みを触るとかしゃかしゃと音を立てて散り落ちて、見覚えのある小さな黒い種が4つころころと出てきた。 まだ青いものもいくつかあったから、これからはときどき気にかけて、ちゃんと種を収穫しよう。 毎日生きていること、そしてそれが終わりにつながっていることなんて普段は忘れてしまっているから、当たり前のことなのに、突然のように思う。