忘年会。違うフロアの男の人の隣になって、物静かな人で私に興味なんかなさそうだと思っていたのにいろいろと聞かれてちょっと意外だった。男の人たちはこういう微妙な場になるとこちらを持ち上げながら場を盛り上げようとしてくれていつも偉いなあと思うけれど、ふふふと笑いながらわけのわからない気分になる。
その上聞いてもいないのに、「pirさんはいつも冷静沈着なかんじで隙がない」と印象を語ってくれる。単に小心者なだけで、普通に皆さんと仲良くしたいつもりなのだけれど。
せめて私もお酒が飲めたらなあ、と思うけれど無理してまで飲もうとは思わないんだから世話ない。かといって誰にでも馴れ馴れしくされるのもいやなんだってさ。
こういう場でいつもゲストにしかなれない私は相変わらず子供だなあと自己嫌悪に陥りながら、なんとなく二次会に行こうかねという雰囲気の中、明日も仕事だからと言い訳をしながら今夜も尻尾を巻いて逃げ帰ったのでした。
岡村靖幸の「太陽の破片」、さすがだなあー。