21グラム

出演: ショーン・ペン、ナオミ・ワッツ、ベニチオ・デル・トロ、シャルロット・ゲンズブール
監督：アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ

最初は筋がわからず戸惑いますが、だんだん話が見えてきて、なるほど…となるのは、時系列を分解して組み立てたストーリーだからこその面白味。
妻の気持ちに寄り添うこともなく勝手な別れ話を切り出し、同乗者がいる車の中で煙草を吸い、さらに吸い殻を窓から捨てる主人公（ショーン・ペン）に、私が好意を持つのは難しかったです*1。そのぶん、ナオミ・ワッツ＆シャルロット・ゲンズブールという豪華で美しい女性陣が登場人物の魅力を補ってくれていた感あり。
結局、「死ぬ時に21グラム減る」というテーマが豆知識程度にしか理解できず、いろいろと切ない話だらけの物語としか感じることができませんでした。
評価：★★☆☆☆(2.5）

*1:演技は相変わらず色男だったけどさ