社会に出て○年、ひょんなことをきっかけに、同じ大学を卒業した友人どうしでもついに経済格差を身近に感じるようになってきた。
外資系金融組がリッチなのは別にしても*1、金銭感覚があわなくてつきあいが辛いという友人、そういえば大企業勤めで(もしくはそういう人と結婚して)いつの間にか羽振りがよくなってた友人、いろいろ。
以前はみんな似たような慎ましくも気ままな生活を送っていた気がするのに、寂しいような、世知辛いような。もちろん当たり前のことなんだろうけど。
今後のつきあいは、自分も誰かも無理しなくていいように、それなりの配慮が必要なんだろうなあ。みんな似たような懐具合じゃないってことを、どこかで覚えておかなくては(なんてこと意識しなくても、いやでも思い知らされるのかもしれないけど)。
一方で、そういうのが面倒だから、自然と似たような状況の人たちで集まり直してつき合うようになっていくのかなという気もする。
いつの間にか、大人の世界にいたんだなー。


ついでに、経済以外でもギャップはどんどん開いてきてる気がする。
たとえばパートナー格差(?)。一方では子どもつくったり、家を買ったりして一生(予定)のパートナーと地盤を着々と固めている人たちがいて、もう一方では恋人と別れてかたわれ探しの大海に再び船出したばかりの人、それどころじゃない人がいて。
同じ年齢でも、見てる世界はかなり違うんだろうなあと想像するよ。
ふだんは自分たちのことだけ考えてマイペースで暮らしていていいけれど、たまには首を伸ばして周囲を見渡すことも必要な気がした一件でございました(ってまだ落ち着いていないんだった!)。

*1:でも賢い人はこれ見よがしに贅沢したりしないからふだんは気にならないけど