保育園にあふれる乳幼児

働く母が増えて保育園不足が問題になり、保育環境のレベルを下げることで解決をはかろうという動きが出てきたけれど、解決すべき問題は本当に保育園不足の解消なのかな?
保育園はたしかに足りてない。だけど、保育園を申し込んでいるお母さんのうち、環境が許すならまだ家庭で育てていたいと思っている人も本当は多いんじゃないのかな。
今は育児休業が1年認められているから、1歳児での入園がいちばん難関らしい。そのために敢えて0歳から預ける人もよくいる。だけどもし2年休業できるなら?
0歳児を預けるのが望ましいこととは思わない。他の子と関わりを持って遊べるようになる1歳児以上だって、朝から晩まで長時間預けることがいいこととも思わない(逆にずっと母子でこもっているのもいいこととも思わないけど)。
小さいうちは育児に専念できる環境*1が整えられれば、母子ともにいちばんいいのに。


もし完全に私の都合がかなうなら、2歳くらいまでは休業してたっぷり子どもにつきあって、その後小学校入学までは時短で4時にはお迎え、中学入学まではやっぱり5時か6時には家に居られるといいかなー。
無理だけど。


そう考えると、結局母親が働き続けるということは、会社に負担を強いるか子どもに負担を強いるかか。答えは決まっているけど、実際には弱者の子どもに皺寄せがいくのが現状で。

*1:たとえば離職していても仕事を失わない保証とか、金銭的な理由で働かざるを得ない家庭なら経済的な補助など