(500)日のサマー

監督:マーク・ウェブ
出演:ジョゼフ・ゴードン=レヴィット、ズーイー・デシャネルクラーク・グレッグ
音楽:マイケル・ダナ
(500)日のサマー [DVD]
眠気をこらえながら観たのがいけなかったのか。期待が大きすぎたか。
「…で、なに?」
音楽や映像やのセンスは良くって、ポップで楽しいのだけど、話が…。
あまりにもたいくつな、よくある話なので、それをもたせるためにシャッフルしたのかと思えるほど(いや、実際そうに違いない)。実際、脚本家の実体験がもとだとか。
サマーに魅力を感じるかどうかでこの映画の評価は大きく別れるんだろうな。自分の気持ちを優先してしまう傾向の顕著な私には、同族にうつるサマーはつまらないし、かわいくもないってわけです。いやいや、こんな子に振り回されるのはごめんだ、なんて思うのはトム派の証拠か。
でもウェブ監督には期待。恋に落ちたときのミュージカル風の演出のところは最高に楽しかった。好きなスパイク・ジョーンズのPVをおもいだした*1。小沢のLIFEの世界みたいな映像。街に抱きしめられてね!


評価:★★★☆☆

*1:"It's Oh So Quiet"。この監督もPV出身って納得