小沢健二、テレフォンショッキングに出演

オザ友たちから連絡をもらい知ったいいとも出演。
(私を思い出してわざわざ教えてくれてありがとう!)
45歳?になった彼を見ながら、誰かに似てるなーと思って、上野千鶴子とか、姜尚中とか、いろいろな顔を思い浮かべていたけどわからなかった。
変わらず飄々とした彼を見ながら、そんな文化人面してないで、生活しながら音楽作って、発表して、外国なんて行っちゃわないで、日本の今に向き合って、私たちと一緒に年を重ねていってよ、とどうしてもそんな気になってしまうのは、己に対する苛立ちの投影でしょうか。


弾き語りもよかったけど、もっと親になって思うこととか、日本について思うこととか、聞いてみたいことはたくさんあって、物足りない。
でも本人はトークじゃなく弾き語りするために出演したということで、とりあえず私も、オザケンがギターで弾き語りをすることで、タモリという名のおじいちゃんがニコニコしてるのを見られて嬉しい気持ちになったことは間違いない。


いつまでも新作を求め続けるファンは残酷な存在というけれど、たしかに私はそうだ。
この毎日の中で、奏でられる音を、詞を、聴いてみたいと願っている*1
つまり、いわゆる青春時代とか、恋愛のさなかにある日々はそれは彩り深いものだったけど、思いがけないことに、幼い子たちと過ごす日々も劣らず新鮮な彩りに満ちていて。それを知った今、小沢さん、これをまたあなたの才能ですてきな歌に昇華させて聴かせてくださいよ!と、思わずにはいられないんです。
たしかに勝手だね。

*1:といって、前回のコンサートの中で発表された新作は、ほとんど覚えていないけど