葛西薫デザインのカレンダーAG-006(Ando Gallery)

pir2004-11-08


2003年発売、次の年(今年)には定番化して、来年で三年目とのこと。
私は2003年から使っているので発売と同時だったようです。
ご覧のとおり、うるさい文字や図柄がまるでなく、シンプルでいて美しいデザインは、モダンな洋室にはもちろん、和室にもしっくり馴染みます。グラフィックデザイナーの葛西薫さんが、市販のカレンダーに自分が使いたいものがないということで作られたそう。
たしかに、文字だけのシンプルなカレンダーはたくさん売っていますが、文字が大きかったり、つやつや光ったり、カラフルだったりしてなかなか自分のこじんまりとした部屋にかけたいと思うような落ち着いたものは少ないのです。または、大安だの仏滅だの頼んでもないのに教えてくれたり、曜日が3カ国語くらいで書いてあったりと、たいていよけいな情報が邪魔でげんなりしていました。
その点これはオフホワイトのマット紙に明朝系のフォントで美しく数字が配列されているだけ。そして曜日と休日(何の日かはno business!)と次の月のカレンダーという必要かつ十分な情報をしっかり教えてくれるのです。一度使うとくせになりますよ。来年ももちろん買うつもり。
ケイのあるタイプ(AG-006)のほかに、ないタイプ(AG-005)もあります。1,260円。
2003年United Arrows、2004年三省堂書店で購入。今年はどこで見つけられるかな?