中国の日本叩き、やけに悲しい。
いま北京に赴任中の友だちがいるのだけど、中国人は好きだけど中国は嫌いって思わざるを得なくなってくる、というようなことを言っていました。
テレビでも、ビール瓶で殴られて負傷したという留学中の男の子が、
「中国が嫌いになりました。誰でもそうなると思う。でも、助けてくれたのも中国人の女の子だったから複雑です」
とコメントしていて、泣けてくるね。
憎しみは憎しみしか生まないというずっと前から言われているルールがここでも…。


自分の国を嫌い嫌いと言われることに当惑しつつも、無意識にアンテナをオフにしている自分を感じます。
日本のマスコミは、中国で日本のことがどんなふうに教えられているのか、多くの人にとって臨場感の欠ける「反日」の正体をもっと詳細に報道すべきだと思う。
このまま単なる感情論が発展していってしまったら一生きらめきの上海に行けなくなってしまう!


週末、また誰かが被害にあったりしませんように。隣りどうしなのにこれはないでしょうよねえ。