R

「ロマンチック仲間」と揶揄し合う、少々無鉄砲で正当化が得意な、感情主義の私たち。
とある国の恋人のもとに旅行中のその友人から、ドラマチックな長いメールが届いた。
ちょっと年上のその人と、“少しでも長く一緒に生きたいと思った”って−−。


もしかしたら、こんなromantiqueな毎日は、期限つきなんかじゃないのかな。
まさか?
だけどいつまで経っても、なくなりそうでなくならない、消えそうになってはどこからか生まれてくるこれは?
とうぶん返事は書けそうにないから、しばらく私の日常に溶かしとこう。


つまらない傷が夏の雲のようにさっと影を落とす。
そうさ、Rを守れないなら、このままどこかへいっちゃえ。