2006-01-21 雪と臘梅 journal 雪だよという声で目を開けてカーテンの外を覗いたら、ひたすらに空から降りてくる雪に階下の木が白くなっていた。思わずパジャマのまま窓を開けて雪を触って投げてしまう大人ひとり。 リビングに行ったら窓辺に生けたいただきものの臘梅がことのほか雪に映えて私をよろこばせた。 外は静かに降り続ける真っ白な雪、冬のやわらかな日差しとキャンドルの薄暗い部屋の中で紅茶を飲みながらぼうっと窓の景色を眺める土曜日の午前中なんて、ちょっとした人生のフィレ肉だ。