愛機はイタリア製

結局翌朝、息子をすくと抱えて電車を乗り継ぎ乗り継ぎ、単独でのベビーカー試乗ツアーに踏み切って決めてきました。あーすっきりした。
買ったのは発売になったばかりのイタ車です。はは。
これでおでかけの肉体的負担はぐんと楽に!赤子も荷物もおまかせだわ。でも、これまでずっとスリング一本でがんばってきたせいか、密着しなくて顔も見えないベビーカーでのおでかけはなんだか寂しい。そのうち慣れるよと言われたけど。
それにしても赤ちゃんがこんなにもかわいいとは思わなかった。もとよりあんまり想像してなかったけど。こんな感情を味わうことができるなんて、生きててよかったなあと思うくらい、これまでの生活ではけして知ることのなかった新しい感情に包まれている。
抱いていると下からじーっと私の顔をみつめて、私がふっと息子の顔に視線を落とすと、嬉しそうにふわーっと笑う。
思う存分息子と一緒にいられるこの時間はしあわせに満ちている。ああ、戦場のようだと聞く復職後が怖いなー。