つむぐ言葉に

だいぶ間があいてしまった…。
3歳になった息子はことばもどんどん上手になり、かわいいお喋りを聞かせてくれるようになっている。
背中を向いて歩き出したのらねこに「バイバイ」と言って行き過ぎようとしたら、「にゃーにゃもバイバイしてくれた」というので、「エッ、そうなの?」ときくと、「しっぽでバイバイしてた。」とか。
私が見ていなかったことでも、息子のたどたどしい説明で何があったかわかるようになったというのも大きな成長。(わからないことも多いけど)
ふとしたタイミングで絵本の一節をよく日常で口にして楽しむのは、親譲りの傾向かも。

赤ちゃんは周囲を模倣しながら成長するというけれど、今の息子は自分に向けられている/いないに関わらず、親の言葉、話し方をよく聞いていて、どんどん取り入れる。
息子の口から出る言葉で、自分の口癖に気付かされてドキッとしたり(サイアク!とか)。保育園からも「おれ」とか「おまえ」とか、あと先生がいつも言うんだろうなという注意とか(ごはんのときはおしゃべりしちゃいけないんだよ、とか)、カッパ寿司のCMソングとか、雑多にたくさん仕入れて来る。
口から出る言葉が、その子の環境を映し出しているようだ。


しかし赤ちゃんのときから「今がいちばんかわいい時かも」と思い続けている私の脳内ってやっぱりよほどおめでたいんだろうか。
もちろん、そのうち……なんだろうと理解してはいるけれど。