おかあさんはわたしです

男の子で良かった!と思える貴重なかわ

息子は1歳9ヶ月になり、ようやく私も「マンマ」と呼ばれるようになった。長らく「パパ」は言っても(パパいないね、などと二語文まで言うのに)「ママ」は言わずに、母はじらされていたのだ。
真似はいっそう頻繁にみられるように。せっせとほうきで掃く真似をしてるときは、「おやおやきれい好きな親の子のようだわ」と得した気分になったけれど、よろけながらドアを足で閉めようとしていたときには、そんなことをしてる自覚がなかっただけに青ざめた。親としての言動に注意しないと……。これからおしゃべりできるようになったら、言ってほしくないこととか外で言っちゃったりするんだろうなあー。
話せないのにそれなりに意思表示をし、コミュニケーションがとれるというのはひたすらかわいい気がするのだけど、だってそれってペットのようだもんね。


あと歌が大好きに。歌が流れるとパアっと嬉しそうな顔になる。歌の出る絵本やテレビで一緒になって声を出したり、からだを揺すったり。ピタゴラクインテット派であることも判明。最近、手のひらを顔の前で左右に振ってNOを伝えるようになってしまったのだけど、この間は私が歌っていたら「そうじゃない」というようにそばに来てダメだしをされてしまった。


ほかにもおしゃぶりを置いてから寝室を出るようになったり、起きて寝室に誰もいなくても泣かずにリビングに来れるようになったり、息子のこれからの生活のルールやリズムのようなものがかすかだけど少しずつ作られていっているかんじがする。


上着を着るということに一時期激しく抵抗していて大変だったのだけれど、親が着る真似をしたりしているうちに、さっと着させてくれるようになった。1歳半すぎると「イヤイヤ期」というものがはじまり、2歳児になるとそれはもう大変らしい、と聞いているので、息子が意味なくグズるときには「これがイヤイヤ期かっ?!いやもっと上があるのか?!」と思いながら対応している。力ずくでやろうとすると余計抵抗は激しくなるけど、息子の意表をつくとスムーズにいくことが多くておもしろい−−なんて思えるのは「まだまだ!」ってことかな。
そんな息子はブーブー狂。毎日飽きずに車の絵柄のついた服を着せることを要求する。が意外に売っていないもので(かわいいものは特に!)、裁縫のできない私がマリメッコの車柄の布(pikku bo boo)を購入する日も近い。