わにわにシリーズ（小風さち／山口マオ）

息子が選んで借りてきた「わにわにのおおけが」。
中学生の頃、山口マオの文房具を使っていた気がする。
なんだかヘンな本と思ったけれど、読み聞かせる者として、読んでみるとその読みやすさにとっても気に入った。前に紹介した「ニコニコハンバーグ」とは反対に、絵本としてとても読みやすい（文、展開、ページ割等）。こんなに読みやすい絵本はなかなかないと思う。
もちろん絵もいいし、文章が書き文字なのも好き。
段ボールやのりなどをみつけ、はさみでチョキチョキ切っているうちに指をけがするわにわにの話。
そのリアクションも、自分で手当をするようすも息子に大ウケで、以来しょっちゅう「わにわにのおおけがごっこ」をやらされている。
できあがったのが携帯電話のおもちゃというのも意外だけどなんともかわいい。
本屋さんをのぞいたら、思いがけずわにわにシリーズはほかにもいろいろあったので、食べるのが好きな息子が気に入りそうな「ごちそう」を購入した。