5歳と1歳

保育園で「エルマーのぼうけん」三部作を日々少しずつ読んでもらい、息子はとても楽しんだようだ。
私は小学校に上がる前から本が好きだった記憶があるけど、読んだことがない名作が意外にたくさんある。たとえばモモとか、長くつ下のピッピとか、星の王子さまとか、図書館にちゃんと鎮座してたけど、なぜかいつも遠目に眺めるだけで、手にとろうとは思わなかった。
なんでだろう……、あ、当時からひねてたのか。


現在のところ、客観的にみて発達が早いとか、これは得意という部分をどこにも感じない息子ですが、少なくともお話を聞く(人の話や指示を聞くのではなく)ことはちゃんと楽しめているようで、それだけは個人面談でも褒められた。
文字が読めるようになったら読書を楽しめるようになってくれるといいな。
本と音楽には私の人生だいぶ助けてもらってる気がするので。


息子2のほうも、2歳を前に、子犬ぽかったのが小猿っぽくなったね、というくらいには成長して、赤ちゃん向けだけでなく、兄とふたり一緒に楽しめる本も出てきた。

ひとまねこざる (岩波の子どもの本)

ひとまねこざる (岩波の子どもの本)

(小沢兄弟もお気に入りだったとか)
=「おさるのジョージ」シリーズ。
あとは「カレーライスとまねきねこ」(こどものとも、2014年4月号)がお気に入りで、よく持ってくるのはふしぎ。気付くと絵本ではなく私の顔を興味深そうにじっと見ていたりするけど。


息子2はひとりで絵本を眺めていることも多く、ぺらぺらページをめくってはどんどん次の絵本を出すようで、いつも彼が去った後の絵本棚の前は散乱している。知っているものがあると声に出しているようだが二人目なのであまりよく観察できていない。
二人目の育児は、炭酸の抜けたサイダーのように、初めての緊張からくる心配がないぶん甘く感じられます。