5歳1ヶ月

はさみはとくいじゃないんだよねェ

先日の雨の日曜日の、息子の家での過ごし方はなかなかバラエティ豊かだった。

  1. 折り紙の切り抜き
  2. 図形モザイクパズル
  3. かかった音楽に合わせて踊りまくる(弟もいっしょ)
  4. たたかいごっこ(結局行き着く先は…)

折り紙の切り抜きは、先日テレビで加山雄三がハワイアンキルト案を作る体験をしているのを見て思いついた遊びで、折った紙にはさみやクラフトパンチを入れて、広げた時の形を楽しむ。
クラフトが苦手になっていた息子ですが、最近興味を持ってチャレンジする姿が見られるようになり、そういう類いのことが好きな母は喜んでおります。
テレビに頼らずとも退屈せずなんとか雨上がりまで遊び倒していた姿に、成長を感じた雨の日。
もっともっと遊んで、いろんなことに夢中になって大きくなあれ。

小沢健二、テレフォンショッキングに出演

オザ友たちから連絡をもらい知ったいいとも出演。
(私を思い出してわざわざ教えてくれてありがとう!)
45歳?になった彼を見ながら、誰かに似てるなーと思って、上野千鶴子とか、姜尚中とか、いろいろな顔を思い浮かべていたけどわからなかった。
変わらず飄々とした彼を見ながら、そんな文化人面してないで、生活しながら音楽作って、発表して、外国なんて行っちゃわないで、日本の今に向き合って、私たちと一緒に年を重ねていってよ、とどうしてもそんな気になってしまうのは、己に対する苛立ちの投影でしょうか。


弾き語りもよかったけど、もっと親になって思うこととか、日本について思うこととか、聞いてみたいことはたくさんあって、物足りない。
でも本人はトークじゃなく弾き語りするために出演したということで、とりあえず私も、オザケンがギターで弾き語りをすることで、タモリという名のおじいちゃんがニコニコしてるのを見られて嬉しい気持ちになったことは間違いない。


いつまでも新作を求め続けるファンは残酷な存在というけれど、たしかに私はそうだ。
この毎日の中で、奏でられる音を、詞を、聴いてみたいと願っている*1
つまり、いわゆる青春時代とか、恋愛のさなかにある日々はそれは彩り深いものだったけど、思いがけないことに、幼い子たちと過ごす日々も劣らず新鮮な彩りに満ちていて。それを知った今、小沢さん、これをまたあなたの才能ですてきな歌に昇華させて聴かせてくださいよ!と、思わずにはいられないんです。
たしかに勝手だね。

*1:といって、前回のコンサートの中で発表された新作は、ほとんど覚えていないけど

最近の絵本

5歳の息子はすっかり新しいおはなしを次々に読む多読スタイルになってしまい、同じ絵本を繰り返し読むことがめっきりなくなってしまった。
せっかく絵本を買っても「読んだことのないやつがいい」と言ってピカピカのままなので、もっぱら図書館ばかりで絵本を買うこともすっかり減りました。
(といっても、1年間のこどものとも定期購読をお誕生日にプレゼントしてもらったので、これは毎月届くけど)
さらに1歳の息子のほうも絵本を読んでもらいたがるようになり、おやすみ前の絵本タイムは夫婦分担して私は弟を担当しているので、兄のほうのレパートリーはいまいち把握できていなかったりして。
弟のほうはこれでもかというくらい同じ絵本を毎日持ってくる(し、繰り返しせがまれる)ので、実に置いておき甲斐がある。
ちょっと高い位置に並べてある絵本を椅子に上ったりしてなんとか取ろうとするので、最近ようやく1歳児の手の届く位置に並べ直してあげた。
最近のお気に入りは

じゃあじゃあびりびり (まついのりこのあかちゃんのほん)

じゃあじゃあびりびり (まついのりこのあかちゃんのほん)

これはブックスタートでもらって今回初めて読んで、ストーリーがなくただの絵と音の羅列なのに戸惑ったけれど、意外に弟のほうはこういうのが好きなようで、ただいろんなものが載っている図鑑的な絵本もよく持ってくる(兄のときは全然だったので、ここらへんが個性なのかな?)。
逆に「もこもこもこ」は兄のときはよく読んだけど、弟はあまり興味がないよう。
おばけなんてないさ (せなけいこのえ・ほ・ん)

おばけなんてないさ (せなけいこのえ・ほ・ん)

調子がいいと、からだを横に揺らしながら聞くようすがみられます。
はらぺこあおむし (偕成社・ボードブック)

はらぺこあおむし (偕成社・ボードブック)

兄の時にもらったものは読みすぎてボロボロになってしまったので、弟のために新たにボードブックを買い直した。
最初のおつきさまとおひさまが出てくるページと、土曜日のページがお気に入りのもよう。
コロちゃんはどこ? (児童図書館・絵本の部屋―しかけ絵本の本棚)

コロちゃんはどこ? (児童図書館・絵本の部屋―しかけ絵本の本棚)

だるまさんシリーズ「が・の・と」(3点セット)

だるまさんシリーズ「が・の・と」(3点セット)

「だるまさんと」の最後の「ぴーす」のページで、本人はまねしているつもりなのだけど、それが指1本だけでしかも鼻の下に出すので、指を鼻にさしているようにしか見えない。


兄のほうの最近のヒットは
「おしいれじいさん」(こどものとも年中向き2012年8月)と、

もりのおばけ (こどものとも絵本)

もりのおばけ (こどものとも絵本)

どちらも最初は怖がって「まま、このほんこわいよ」と教えてくれた本だったけれど、いつの間にかおもしろくなったようで何度もリクエスト。
怖い絵本って記憶に残るよね。でもどちらも図書館のものでさっさと返してしまったから、細胞に取り込まれることはないかしら。


それから、

絵本 星の王子さま

絵本 星の王子さま

ちいさいロッタちゃん (世界のどうわ傑作選( 2))

ちいさいロッタちゃん (世界のどうわ傑作選( 2))

こんな童話を1章ずつ読んでもらうことも出てきた。
どちらも私は子どもの頃読んだことなかった本。
読めというわりに感想はないので、息子が何を感じたのかは不明。
ロッタちゃんはリサとガスパールみたいにわるいのが愉しい。
うちでもときどき「ちくしょうめ!」と言っては笑っています(私が)。


親としては、お気に入りの絵本を見つけて何度も深く読んでくれたらすてきなのにと思うけれど、そういえば私も「この映画はもう○回観た、とか言ってる人信じられない」と言ってたのだった。

4歳のクリスマス・イブ

ホールケーキを買って、友人を招いてのパーティーも終わり、残された飾り付けに彩られた部屋は、なんだかちょうどよいワクワクぐあい。
初めてのクラッカーを何日も前から楽しみにしていた息子1は、実際にはやっぱり怖くてひとりだけ後からおそるおそる鳴らしたのでした。


ツリーに下がるアドベントの包みはついに残り一つに。
寂しくなってきたツリーには途中でタグを作って追加しました。
※ネットで拾ってきた素材をプリントアウトしてくっつけただけ。
http://www.eclecticanthology.com/item_159/FREE-Vintage-Christmas-Tags-Sheet-No.-2.htm


いまいちヒット作が見つかっていないクリスマスの本。
今年買い足したのはこの2冊。

よるくまクリスマスのまえのよる

よるくまクリスマスのまえのよる


映画も観た。
ナイトメアー・ビフォア・クリスマス [DVD]

ウウー、明日の朝が楽しみなのはママも一緒だよ!
当日は今年もロバのクリスマスに行く予定。
1歳にして既にリピーターの息子2も、楽しんでくれるかな。


クリスマスが済んだらプレゼントもメモしておこうかな。
サンタ歴を何度か重ねているうちに、だんだん、思い出せなくなってきていることに気付いちゃった…。

アドベントカレンダー 2013


ここ数年アドベントカレンダーはレゴを買っていたのだけれど、
今年は1歳になったばかりのおちびちゃんがいるので、
パーツの小さいレゴはやめることに。
でもお菓子のアドベントはチョコレートばかりで(息子はチョコが好きじゃない)
いろいろ見たけれど結局自作することになってしまった…。
自宅にあった画用紙やステンシル、マスキングテープで夜なべ作業。
ついでにオーナメントにして、ツリーに飾ってしまうことにしました。
クリスマスが近づくにつれ寂しくなっていくというお菓子なオーナメントですが。
作ってみていくつか改善点があるのでもう一回やりたいけど、復職したらそんな気力はないかな。
でも一応来年に向けてメモ。

  • 中に入れるお菓子の関係で1辺14センチのものを作ったけれど大きすぎてかわいくない。10センチくらいがいい。
  • ひも通しの穴を設けておく。輪を作って内側でむすぶ。
  • ミシンで縫いたい!ミシン目でちぎれるし。
  • パラフェン紙で作ればそれはそれはかわいいでしょう。
  • オーナメント、マグネット、ブロック、フィギュアなど、節目にお菓子が入ると盛り上がる。今回はおせんべいの中からおもちゃが出てくる「からから煎餅*1」を仕込んだら好評だった。

*1:http://www.karakara.co.jp お菓子自体もおいしくてお気に入りだった

永遠の四季

空気が冷たくなって、キンモクセイの香りがして、
季節の移り変わりは弱った身体にはしんどいだろうけれど、五感を刺激してくれる。
繰り返す四季に安心し、それぞれにまつわる眠っていた記憶が色づく。

この季節になると、毎年決まって大学4年のキャンパスを思い出す。
私は就職活動が頓挫していて、秋休みで人気のない黄金色のキャンパスは広く、静かで、美しかった。
久しぶりにLIFEとか聴きながら、掃除機をせっせとかける秋の日。


窓の外の爽やかなお日様にはしゃいで、突然の予定変更。
こんな天気のいい日にお出かけしないなんてもったいない!と、
保育園なんてお休みにしてお弁当とレジャーシートを持って子どもたちと公園へ繰り出す。
今年の秋も、きっと何度もなぞる記憶になるような気がする。

夜中の雨に

自転車が欠かせない生活を送っている身に雨はつらい。
さすがに0歳児を身につけてレインコートを着て自転車を漕ぐ気にはなれない。
自転車の機動力が優れているだけに、雨ひとつで移動がものすごく大変になってしまう。
バスは遅れるから延々待たなくちゃいけないし、タクシーも捕まらないし。車は最近0歳児が大泣きするから使いたくないし。
子どものかわいい長靴姿が見られることは少しうれしいけれど。


だけど出かけなくちゃいけない予定さえなければ、家の中で聞く雨の音は、やわらかなパーカッションであり、ひとりの時間を家ごと包んでくれる優しい味方。
家の中が静かであればあるほど、雨音はすてき。
気に入ったマグから湯気がほのかに上がっていれば、なおよし。
寝室で、お布団の中で目を瞑って聞くのもまたよし。
明日の朝までに雨が上がりますようにと思いながら眠る。